KTC中央学院株式会社生徒の悩み、苦しみに寄り添い、
彼らの心をつかむ協力隊の魅力

  • グローバル人材の育成・確保

KTC中央高等学院は、『絶対に通いたくなる学校』をコンセプトに、通信制高校サポート校として2002年に設立されました。2012年4月現在、全国の主要都市27拠点に加え、カナダのバンクーバーにもキャンパスを展開しています。生徒一人ひとりの状況や目標、様々な思いを尊重しているため、通学スタイル、担任の先生、授業スタイル、トライアルレッスンが自由に選べるようになっていることが特徴です。

 当学院には現在、17名の協力隊経験者が教員として在籍しています。その第1号が、窪田保さんです。協力隊経験があることを理由に採用したのではないのですが、結果的には彼の協力隊経験は教育の現場で存分に生かされているようです。当学院に在籍する生徒のなかには、人間関係や学習面などこれまでの学校生活で、苦戦を強いられてきた経験を持つ生徒もいます。そんな生徒に対して心から親身になるには、やはり教員自身が様々な困難に直面した経験をしているに越したことはありません。そして、それをどう克服し、今の自分につながっているのかを、教員が自らの実体験として語ることができれば、それほど生徒の心に響くものはないでしょう。ましてや、その経験が言語も文化も異なる開発途上国での出来事であれば、なお一層の関心を持って耳を傾ける生徒も多いはずです。協力隊経験者にはそんな魅力があります。

 これからの時代は、どの分野で何をするにしても、グローバルな人材であることが求められます。高校生たちのアルバイトの現場にも、すでにその波が押し寄せてきていると聞きます。海外から日本へ留学に来ている優秀な人材と、アルバイトのイスを取り合う時代になっているのです。したがって、グローバルに活躍できる人材を輩出することもまた、今の教育現場における重要なミッションの1つであり、生徒だけでなく、教員のグローバル化も喫緊の課題となっています。多様な人たちとコミュニケーションをとりながら、創意工夫を重ね、2年にわたり目標達成に挑む協力隊経験は、教員に求められるタフさや柔軟さ、そしてグローバルな感覚を高めるプログラムとしても最適であるとの考えから、当学院では、今後も協力隊経験者を積極的に採用する予定です。

スクール事業部 統括
伊藤 潤さん

JICAボランティア経験者から

上手くいかないことばかりの協力隊経験が教員である自分の財産

私は2004年から、理数科教師としてアフリカ大陸の南東部に位置するモザンビークに派遣されていました。要請内容は、現地の理科の授業に実験を取り入れ、それを現地の教員にも定着させることでした。実験などしたことのない生徒たちは、酸素で炎が大きくなる様子を見せるだけでも、目を輝かせていたことを思い出します。しかし、その一方で、実験のノウハウを引き継いだ現地の教員が辞職してしまったり、自らがマラリアで体調を崩したりと、思うような活動ができず、意気消沈した回数は数知れません。でも、そんな上手くいかないことだらけの体験が、教員となった今の自分の財産になっています。生徒の苦悩に寄り添えることはもちろん、「どんな状況も一旦受け止めて、その中で出来ることをすればいいんだよ」と、生徒に伝えられるのは、協力隊時代に自分がそう思い、そう行動し、それで乗り越えてきたからです。

 また、生徒たちに、海外へ行き視野を広げることを勧める立場上、やはり自分にその体験があるということは教員としての強みになります。生徒たちはシビアに教員の背中を見ていますから。あとは、国内の転勤には、まず驚きませんし、抵抗もありません。屋久島にも学校があるのですが、アフリカに比べれば屋久島なんて近いものです(笑)。

松本キャンパス キャンパス長代理
窪田 保さん
(平成16年度派遣/モザンビーク/理数科教師)

PROFILE

KTC中央学院株式会社
設立:2002年4月
所在地:〒453-0015 愛知県名古屋市中村区椿町12-7
事業内容:通信制高校&サポート校の運営(全国27キャンパスおよびカナダに1キャンパス)
従業員数:350名(2012年4月現在)
協力隊経験者数:17名(2012年4月現在)

HP:http://www.ktc-school.com/
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